伊豆味植物園(03/05/04訪問)
桃原農園伊豆味植物園概要(現在閉園中) 位置及び面積: 本部町字伊豆味仲ノ川原を中心に親名、亀石陣城原に位置し 県道123号線をはさんで殆どまとまった形で約100ha(30万坪)あります。 歴史: 本植物園は、尚順男爵松山御殿が大正初期より沖縄県の振興開発のため 莫大な経費を投じて開墾し、県内植物だけでなく海外の有用植物、特に沖縄で 初めてパインアップルを栽培し、缶詰製造を執行ったゆかりの地です。 内容: 日本一の南洋杉、マカデミアナッツ、ククイナット、レイシ、レンブ ゴレンシ等の珍果をはじめ、ポンカン、タンカン等の柑橘類、ヤシ各種 及び1月に咲く緋寒桜が美しい所です。 |
県道123号線の仲之川を過ぎ左に曲がり植物園入り口に着いた。石畳の川の跡は全く水がなく、鬱蒼とした緑の木々のなかで人の営みの遠い歴史を偲ばせる。訪れる人もまれな石の橋を渡ると庭園の奥へ奥へといざなわれてゆく。静かな小道は、かって尚順男爵が沖縄振興の夢を抱いて歩いた道である。ここだけは雑草も少なく手入れされていた。