琉球藍<Ryukyu Ai>

琉球藍沖縄の代表的な染料です。県外の蓼科の藍とは異なり、山藍とも呼ばれるキツネノ マゴ科に属する琉球藍葉は藍葉を水に浸し泥状に沈殿させて造られます。インドを起源と する製法により、鮮やかな紫紺発食が得られ、国内外から注目を集めています。琉球藍はか つて北部を中心に各地で生産されていましたが、現在の技術者は本部町伊豆味の伊野波盛 正氏ただ一人。国選定保存技術者として文部省より認定されています。

     


もとぶ南蛮窯<Motobu Nanban Kama>

今帰仁城跡に程近い山中に本部南蛮窯はあります。登り窯に似た割り竹式の窯で作られる 作品は、自然の炎の跡を陶器の表面に焼き付けた荒々しい作品から、緑釉やきび釉などを 使った素朴な色合いの作品まで、味わい深いものばかり。与那覇朝市氏は焼き物に携わっ て約20年。現在では愛好家の様々な依頼に応えて焼くこともあり、作品の幅が広くなって いる。

  


工房−藍風−

てくたく山原