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T[提案趣旨]

 焼却場は、地球温暖化及びダイオキシン汚染の元凶となっている。

その中で焼却ゴミ・可燃ゴミとされる食品残渣物(生ゴミは)

  1. 焼却ピット内でも腐敗が進み、悪臭・ウジの発生を招き、メタンガスなどにより、周辺住民の生活環境を不快にする。
  2. 可燃ゴミに含有する食塩とベンゼン核物質が反応し、容易にダイオキシンが発生し、地域を越え、住民健康被害は次世代にも及ぶ。
  3. 廃棄物の中で食品残渣物(生ゴミ)は、焼却するのに新たに重油を必要とし石油資源を消費する。
    ゴミそのものの熱量以上に重油部分の新たな熱量を発生させる。
  4. 焼却物を固形化燃料として活用する方策も考えられるが、リサイクルするよりも熱発生量が拡大する点は改善されない。
  5. 現在リサイクル・分別収集を行い、焼却物の減量を計ることが最善の解決策である
  6. 焼却ゴミ(燃えるゴミ)とされる内に食品残渣物があるが、分別収集をすることで再利用が可能となる。

 本提案は食品残渣物を短時間に多量に処理する方法で、実施例「栄養堆肥(有機肥料・ボカシ肥料)」としての利用例を具体的に示し、従来の焼却場の付属施設としても活用することを提案するものである。



U[食品残渣物(生ゴミ)処理と活用]

1.処理方法

食品残渣物とオガコと発酵菌を粉砕・攪拌機で混合し発酵温度が65℃から90℃になった時点で処理を終了し、堆積させ、0〜3ヶ月で肥料として使用する。

2.処理機<特許出願中!>

・円錐形粉砕攪拌垂直回転式(三相200V)
・容量:250kg
・処理時間:1〜2時間
・1回処理量  生ゴミ: 50kg〜125kgオガコ:200kg〜125kg
・1日処理量  生ゴミ:200kg(50kg×4回)〜500kg(125kg×4回)
・1日生産量  栄養堆肥:1000kg
・粉砕能力:豚骨、10cm以上の魚頭、貝殻以外の混入する肉、野菜、汁など通常の調理に使う物すべて。※尚、ビニール類などは支障なし
・価格:250万 (参考:他社1000万以上)
・写真

3.処理実施例

4.施肥例

5.これまでの経過



V[栄養堆肥作成機(愛称:大地くん)の特徴]





W[無農薬有機農法] 有機農法実践者・大平 博四の著作より

●有機農業という言葉が誕生したのは、1965年頃です。


●有機農業は「勇気」農業という人もいます。


●無農薬有機農法の基本

●土づくりは自然から学ぶ





X[栄養堆肥は腐葉土を超えた芸術品]

○堆肥の理想は腐葉土

 材料:植木の枝・葉85%、馬糞・畳(わら)10%、ダシガラ・ヌカ・オカラ・残飯その他5%


○ぼかし肥(米ぬか、油かすなどに山土、粘土を加えて発酵させる)

 材料:米ぬか6、オカラ3、イワシの頭1


○栄養堆肥(商品名:ユイマール)

材料:オガコ・籾殻・わら75%、食品残さ物25%、有用微生物群

◎成分:全窒素0.88% リン酸1.60% カリ0.54%
    ※肥料取締法による基準値は、カドミウム:5mg/kg以下、ヒ素50mg/kg以下、水銀:2mg/kg以下



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