◇現場担当者の裏話◇

1997/03/19...感動(;;)


 沖縄の三月にしては少し寒い雨の日
夜11時ごろ、夕刻から一時間ごとに計っている生ゴミ処理機。
一号機の様子を見に、
懐中電灯の光をたよりに工場への坂道を再び降りた。
鉄製の円筒形の機械にそっと手のひらを触れてみる。
暖かい。
電話であらかじめ聞いてはいたのだけれど、半信半疑だったのだ。
思わず両手で触って、心の中で「ほんとだよね」ってつぶやく。
ずーっと触れていると熱くなってくるくらい。
煙突からは湯気がどんどん出ている。
熱で暖めているわけでもないのに
自然にこの中で生き物が大喜びで活動しているのだ。
生き物の力ってすごい。
わけもなくジーンと感動してしまった。




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