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Q5.杉並病とは?また環境ホルモンとの関連性は?(1998/2/25−I氏)

A5.杉並病とは、杉並区・井草だけのごく限られた地域で、発生している原因不明の病の総称らしい。
 週間現代3.7号より

人口1万4000人の杉並区・井草。このごく限られた地域で、ゴミ中継所の設立以来、原因不明の病が相次いで発生している。
 1997年6月には、この地域一帯の住民に起きた“異変”(症例1・2)は「杉並病」として、国の公害等調整委員会で、正式に公害として認められ、現在も審問が続いている。
 これまで区や都は、大気中、中継所施設内、土壌調査など、合計20回近い調査を行っている。しかし、その結果は、いずれも「問題なし」というものだった。
 本誌は、東京都清掃局が昨年1月16日〜17日に実施し「問題ない」とした調査結果のリストを入手した。このリストには、ゴミ中継所内から検出されたものとして149種類の化学物質が列挙されている。
 量の多少にかかわらず、それだけ多くの化学物質が排気口から吐き出されていること自体驚きだが、さらに恐ろしいのは、そのなかに、「環境ホルモン」と認知されている5種類の『猛毒』化学物質が含まれていたのだ。
 しかし、環境ホルモンの恐ろしさは、精子数の減少のように、本人が気づかないうちに進行していくことにある。こうした被害者への差別が、実際の被害を倭小化させているのではないか。「杉並病」の原因が、ごく微量で人体に影響を及ぼす環境ホルモンである可能性が高い以上、行政側はより徹底した調査を行わなければ、この『猛毒』が住民たち、さらには次の世代の子供たちにまで蓄積され、気が付いたときには、手遅れという状況にもなりかねない。

 週刊現代の記事からだけでは詳しい状況がわからないので、なんともいえませんが、ゴミ中継所付近で起きていますので、環境ホルモンの影響の可能性はあります。追跡調査を徹底して行なって欲しいと思います。





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