同社は1987年12月に設立された。県や東北大学などと協力し、「高含水有機物焼却装置」を開発。1996年3月には、東北で初めて新規事業法の適用認定を受けるなど、「環境問題に取り組む企業」として注目された。昨年3月期の売り上げは約7億5,800万円だった。 ところが昨年8月、焼却炉の排ガス中のダイオキシン濃度や焼却炉に使う集塵機の高濃度化などが、厚生省令で規制された。高橋社長は「濃度規制は達成できたが、機械の高度化で価格が上がり、まったく売れなくなった。焼却炉メーカーはどこも苦しんでいる」と話している。 〜朝日新聞1998/02/28朝刊〜
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