〜琉球新報1998/10/06夕刊〜
ごみ焼却場のダイオキシン排出を抑制するため、ごみをいったん炭化し、小型の高熱炉で焼却して有害物質をほとんど出さない新しい処理法を、東北大や大阪府立大の研究者と神奈川県の廃棄物処理機メーカー「三毘」などが協力して6日までに開発した。 研究グループの一人、大西忠一・大阪府立大工学部助教授は「この方法ではダイオキシンや窒素酸化物などの排出はほぼゼロ。小規模な装置なので地域ごとに設置でき、コストも安く、ごみ問題の解決につながる」と話している。