〜朝日新聞1999/02/12朝刊〜
テレビ朝日の「ニュースステーション」の報道をきっかけに、
埼玉県所沢産の野菜価格が暴落した問題で、データの公開と謝罪を求めていた農家に11日、
同局から回答書が届いた。
農家側によると、回答書でテレビ朝日は、番組で紹介した民間研究所の調査結果を
明らかにしたうえで、「行政のダイオキシン対策の遅れに警鐘を鳴らしたもので、
農家を加害者のごとく位置づけたことはない」と説明。「ダイオキシン問題では生産者も
消費者と同じ立場にある」とした。「野菜のダイオキシン濃度」の最大値が、
厳密には野菜とは言えない「葉っぱもの」だった点については触れなかった。
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